想造区 Un son douxについて

想造区 Un son douxのネーミングについて
Un son doux

Un son doux(アン・ソン・ドゥ)」とはフランス語で「柔らかな音・優しい響き」という意味です。
ここは車が通る道路からも離れており、人工的な音がほとんど聞こえません。

鳥や虫の鳴き声、みつばちの羽音、風の音、風で木々の葉っぱが揺らぐ音、横に流れる小川のせせらぎ。そんな自然音に囲まれた場所なのです。

自然の中の柔らかで優しい音色に包まれる幸福感」を味わっていただければと思います。

そして、自家菜園、森のような庭なども自分たちで、植物を植えたり育てたりしていますが、カフェとシェアスペースがある建物も、江戸時代に建ったという土壁の蔵でした。
それを自分たちで2年かけてセルフリノベーションして、使える建物にしました。「次世代につなぐ古民家再生」。
人間の寿命より建物の寿命の方が長いです。特に、木・土壁・漆喰など、自然素材でできた建物は、メンテナンスさえしていけばずっと大切に使えます。
自然素材の建物内は、本当に気持ちがいいですよ。
建物も、畑や庭も、自分たちの”想い”で造っていく、育てていく区画。

それが「想造区 Un son doux」なのです。

土壁の蔵のセルフリノベーションについて

自分たちでDIYで、江戸時代に建った土壁の蔵をリノベーションしましたが、2年半かかりました。
その前に、「自分で建物1軒リフォームするってどうしたらいいんだろう?」といろいろ調べました。
土壁の補修、耐震構造、材料はどうするのか、どんな機材が必要なのか、などなど、、、調べれば調べるほど、よくわからなくなりました。
「え?結局素人では無理なのかな?」と思っていたら、若い建築家さんと出会いました。
その人を捕まえて「自分たちで、古い蔵をDIYでリフォームしたいのですが、設計と材料調達、DIYの指導をお仕事で請けていただくことは可能ですか?」とお聞きしました。

ある意味、新しい建築のお仕事の形だったと思いますが、普通はお断りされるような依頼です。けれど・・・・
「いいですよ。(^-^ )」と爽やかにお答えくださいました。

そこからです。土壁の蔵のリノベーションは一気に進み始めました。
やはり、建築設計の知識がある人がいなければ、これは不可能だったと思います。

その新しい建築の仕事の形を請けてくださったのが、blueto合同会社の吉岡 大さんでした。

彼がいなければ、このカフェもシェアスペースも完成していなかったでしょう。
本当に感謝しております。

2年半かけて、いろんな方が手伝いに来てくださり、チームのような感じになって、「リノベ隊」と呼ぶようになりました。
その方々とは今でもまるで家族か親戚のように仲良くさせていただいてます。
皆さんが大切な仲間であり、友人です。(^-^ )